ウエディングプランナーが提案するスピーチ

スピーチ

ウエディングプランナーには、結婚式をコーディネートさせる仕事として定着されています。中でも、結婚式のスピーチには人一倍苦労し、出来次第で挙式の印象をガラリと変えてしまいます。人生の晴れ舞台でもある結婚式となると、どうしても参加した人の心を感動させる必要があります。仕事の一環として行われる演説には、どのように取り掛かればよろしいのでしょうか。

実は、結婚式のスピーチの構想を考えるにあたっては、余計な知識を得る必要がないことを前提に考えていきます。これは、いわゆる式辞向けのマニュアルに書かれた内容のことで、形式にこだわり過ぎて話せなくなる危険性が伴います。しかも、内容を話すことが目的になってしまい、むしろ感動させるどころではありません。

ウエディングプランナーとして結婚式のスピーチを披露するには、シンプルな構成を立てることが大前提となります。構成とは、自己紹介に始まり新郎新婦が出会ったエピソードへと移り、新郎新婦の個性を生かしたパフォーマンスへ展開していくことです。これらのメソッドには、それぞれ新郎新婦の個性を生かした文章が求められており、生涯にかけてのさりげないエピソードを添えることで重要になってきます。こうしたエピソードを積み重ねることで、誰もが傾聴したくなる演説を行うことができる訳です。